2022年10月16日、在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)とポーランド・ウクライナ商工会議所との間で、資金寄付協定が締結されました。この協定は500万円の寄付に関するもので、その目的は以下の通りです。

a) 寄付金は、ロシアの侵略によりポーランドに難民として居住しているウクライナ国民を支援するため、人道支援の目的で使用される。

b)ポーランドに滞在するウクライナ人難民に適切な環境を整えて、可能な限りの支援を提供する必要性から、寄付金は人道支援(食料セットの寄付など)に使用される。

PCCIJの寄付金は、各家庭の1週間分の食料パッケージのなかに定義されている食料品の購入を目的としています。ウクライナ地域社会開発省がその内訳について説明しています。

その食料パッケージ1つあたりには次のようなものが入っていました。大麦麦芽、食用油、ミューズリー、そば粉、ミントティー、パスタ、オートミール、コーヒー、ツナ缶、イングリッシュシチュー缶、ミルクチョコレート、紅茶、プラムジャム、小麦粉、米、砂糖、トマトソース、マヨネーズ、豆缶、コーン缶、ショートブレッド、ミルクバー、ココア、塩、ケチャップです。以上の製品を含む食料パッケージ1つあたりの総重量は11kgでした。合計809パックが用意され、8トンを超える食品が寄付されました。

2022年12月、ロシアの侵略から逃れるためにポーランドに逃れたウクライナ人家族に食料セットが配られました。その家族たちは以下の場所に居住していて、以下の食料パッケージが配布されました。

・レグニツァ 224パッケージ(レグニツァ市と協力)

・シュヴィノウシュチエ 168パッケージ(シュヴィノウシュチエ市役所と協力)

・ルブリン市、ヤブウォンナ市、ニエドルツヴィツァ・ドゥジャ市 249パッケージ(ルブリン市経営イニシアティブ財団との協力)

・ワルシャワのビエラニ地区 168パッケージ(ビエラニ地区社会福祉センターと協力)

全体として、PCCIJが提供した資金は、ポーランドに一時的に滞在している800以上のウクライナ人家族の支援に貢献しました。

「Pomoc Ukrainie -TOWU」は、オポレ近郊のザワダにあるウクライナ一時支援センターであり、オポレ市で活動するポーランド赤十字オポレ地域支部の運営支援を受けています。

PCCIJとオポレ市のポーランド赤十字は、2022年11月2日に500万円の寄付に関する協定を締結しました。協定の主な目的は、オポレ市近郊のザワダ市にあるウクライナ一時支援センター(TOWU)での難民支援物資の購入など、ウクライナと同国民のための活動を支援することです。

PCCIJのロゴが入ったパレットと棚に並べられたウクライナ難民への支援物資(右)の写真

活動報告書

ワルシャワ、2023年2月1日

宛先:在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)

トピック:ポーランドに一時滞在するウクライナ人家族のための人道支援プロジェクト「ウクライナの家族のためのパッケージ」についての報告

この人道支援プロジェクトは、在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)の寄付で成り立っていて、ポーランド国内にあるポーランド・ウクライナ商工会議所によって実施されています。

2022年10月16日、在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)とポーランド・ウクライナ商工会議所との間で、資金寄付協定が締結されました。この協定は500万円の寄付に関するもので、その目的は以下の通りです。

a) 寄付金は、ロシアの侵略によりポーランドに難民として居住しているウクライナ国民を支援するため、人道支援の目的で使用される。

b)ポーランドに滞在するウクライナ人難民に適切な環境を整えて、可能な限りの支援を提供する必要性から、寄付金は人道支援(食料セットの寄付など)に使用される。

協定では、契約履行に関連する管理費として、寄付金額の8%を受領者に支払うことを定めています。その管理費には、本節のd項で言及されているソーシャル・メディアを通じたプロモーション・サービスの費用、および受領者の管理費が含まれます。

2. 上記の資金は、2022年11月2日にポーランド・ウクライナ商工会議所の人道支援専用の別口座に振り込まれました。153965ポーランドズウォティが同口座に入金されました。

3. PCCIJの寄付金は、各家庭の1週間分の食料パッケージのなかに定義されている食料品の購入を目的としています。ウクライナ地域社会開発省がその内訳について説明しています。

その食料パッケージ1つあたりには次のようなものが入っていました。大麦麦芽、食用油、ミューズリー、そば粉、ミントティー、パスタ、オートミール、コーヒー、ツナ缶、イングリッシュシチュー缶、ミルクチョコレート、紅茶、プラムジャム、小麦粉、米、砂糖、トマトソース、マヨネーズ、豆缶、コーン缶、ショートブレッド、ミルクバー、ココア、塩、ケチャップです。以上の製品を含む食料パッケージ1つあたりの総重量は11kgでした。合計809パックが用意され、8トンを超える食品が寄付されました。

4. 2022年12月、ロシアの侵略から逃れるためにポーランドに逃れたウクライナ人家族に食料セットが配られました。その家族たちは以下の場所に居住していて、以下の食料パッケージが配布されました。

・レグニツァ 224パッケージ(レグニツァ市と協力)

https://portal.legnica.eu/aktualnosci/paczka-dla-rodziny-z-ukrainy-uchodzcy-w-legnicy-otrzymali-2-5-tony- zywnosci,18376,1,6.html

・シュヴィノウシュチエ 168パッケージ(シュヴィノウシュチエ市役所と協力)

https://www.swinoujscie.pl/pl/artykul/126/18545/pomoc-humanitarna-trafila-do-ukrainskich-rodzin-w- swinoujsciu

・ルブリン市、ヤブウォンナ市、ニエドルツヴィツァ・ドゥジャ市 249パッケージ(ルブリン市経営イニシアティブ財団との協力)

https://lublin.naszemiasto.pl/pomoc-dla-ukrainskich-rodzin-z-kraju-kwitnacej-wisni-wprost/ar/c1-9115503

・ワルシャワのビエラニ地区 168パッケージ(ビエラニ地区社会福祉センターと協力)

https://www.facebook.com/photo/?fbid=499229475571776&set=a.458318032996254

5. 協定に基づき、ポーランド・ウクライナ商工会議所は、このプロジェクトを宣伝するソーシャルメディアキャンペーンとビデオを準備した。

クラウドドライブへのリンク :

https://drive.google.com/drive/folders/1I2ti_k8XaGKEPrF0GCJ4YTBEUiCafrJM?usp=share_link

2022年11月に実施されたフェイスブックのキャンペーンは満足のいくものであった。(49471回閲覧)

ポーランド・ウクライナ商工会議所およびキャンペーンに参加したチームの名において、在日ポーランド商工会議所(PCCIJ)が、ポーランドに一時滞在する800人以上のウクライナ人家族の支援に貢献した多額の資金を私たちに託してくださったことに感謝の意を表したいと思います。